Ⅰ.オキシトシン

エアープランツ・バイオではバイオマーカーの新規研究開発により、ELISAを用いた唾液・尿・血清中に微量に含まれるオキシトシン濃度測定法を確立しました。
これを用い、オキシトシン濃度測定受託サービスを開始します。

オキシトシンとは

バイオマーカー検査

オキシトシンは、9個のアミノ酸からなるペプチドホルモンで、視床下部の神経分泌細胞で合成された後、下垂体後葉から分泌され、脳や末梢器官で作用します。
オキシトシンは、子宮収縮作用による分娩促進や乳腺発達による母乳の産生に欠かせない機能を有することは古くより知られていますが、近年では個体間のコミュニケーションにおいて愛情や感情を豊かにする効果が報告されています。
またヒトとイヌの絆形成時に作用を発揮することから、種間を越えたコミュニケーションに欠かせない重要なホルモンとして着目されています。

オキシトシン濃度測定の意義・必要性について

バイオマーカー検査

従来、分娩前後や授乳時における高濃度のオキシトシン測定は可能でしたが、平常時など低濃度のオキシトシンの検出は極めて困難でありました。
エアープランツ・バイオでは従来法ではなく、オキシトシン研究の世界的パイオニア機関である麻布大学との共同研究事業により、オキシトシンを認識する高感度の抗体の作製に成功し、従来測定困難であった低濃度レベルのオキシトシンを測定することが可能となりました。
これにより、将来的には種間を越えたコミュニケーション、絆や愛情を数値化で明確にできるだけでなく、オキシトシン分泌障害や作用障害によるコミュニケーション障害の要因の一端を探ることが可能と考えています。
(2018年度臨床研究実施中)

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